未経験からでもパタンナーとして働くことは可能なのか、不安で調べている方もいらっしゃると思います。
アルバイトから始めることもできるのであきらめず、求人をこまめにチェックするようにしましょう。
この記事の目次
パタンナーアルバイトは未経験の場合どんな仕事をするの?
パタンナーアルバイトの仕事は主に、パタンナーのアシスタント業務です。
具体的には、仕様書作成の手伝い、パターンカット、手書きパターンであればトレース、トワル用のシーチングの地直し、グレーダー室への荷物運び、営業さんの出荷関係の手伝いなどなど。
他にも細かい作業はたくさんあり、パターンの作成にはまずたずさわることはありません(ちょっと残念な方も多いかもしれません)
ですが、移動時間やランチタイムなどにたくさんの話を聞くこともできますし、学生のアルバイトであれば授業での質問や課題なども手伝ってもらえる機会もあります。
倉庫に検品に行くなど、通常のパタンナーでも経験できないような経験をすることもありますので、貴重な体験もできますよ。
もちろんお金をもらいながら働くことになりますから、収入を得ながら勉強をできるのはとても助かるという方も多いと思います。
パタンナーアルバイトの勤務体制
基本的にアルバイトは定時で終わります。
まず、残業を強いられることはありません。
企業によるでしょうが、逆に社員さんが気を使って仕事量の調整をしてくれます。
時給はやはり専門職な為、普通のアルバイトより50~200円は高いですね。
新卒の正社員とほぼ変わらない日給(1日あたりの収入)になります。
学校に紹介してもらえるアルバイトはある?
服飾の専門学校も学校によって中間部、夜間部のクラスがありますよね。
夜間部で授業を受けている場合、昼間は本業の大学生だったりアパレル以外の職業に就いている場合もあります。
専門学校によっては、夜間部の学生に昼間のアルバイトを紹介してくれるのですが、主な紹介先企業は大手の企業です。
大手企業はアルバイトを受け入れられる研修の体制がある企業なので、学校としても必然的に紹介先の選択肢となる場合が多いからです。
タイミングにもよるのでしょうが、夜間部に通っている専門学校の学生さんは一度学校に紹介してもらえる企業がないかたずねてみてください。
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未経験から学べるアパレルCAD
現代のパタンナーにCAD(パソコンを使った製図、設計)の習得はマストです。
転職もCADが使用できることが前提となっているくらいです。
それを未経験で1から学べるアルバイトはとても良い環境ということができるでしょう(正社員として入社してからCADがぜんぜんできなくてずっとアシスタント扱い…というケースは少なくありません)
パタンナーアルバイトというものは、お金をもらいながら勉強をさせてもらっていることになります。
始めは見よう見まねで「やらされている」感覚だった作業も、段々と自分の日々の仕事となり、それがやがて本格的に任されることになります。
将来をみすえて、「いま学べることはなんだろう?」と考えながらアルバイトに取り組むとたくさんの発見や学びがありますよ。
アルバイトから正社員になっていくキャリアアップ
どんな職業でもありえる話かと思いますが、真面目に働いていれば、アルバイトから正社員へキャリアアップできる可能性はあります。
だいたい、1年以上はアルバイト期間がありますが、1年近くなれば段々仕事の内容もパターン業務に近づいてくるものです。
そして約1年半くらい経った頃に、パターン試験を受ける機会が得られます。
そしてその試験結果が認められれば、晴れて正社員へとキャリアアップすることができます。
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まとめ
未経験から始めるパタンナーアルバイトは、求人からのチャンスだけではありません。
常にアンテナを張って、良い条件を見つけ未経験からのキャリアアップにぜひつなげてください。