- 経理に転職したいけど未経験で応募できない…。
- 20代後半の男性が経理に転職するには?
- 経理の実務経験をゼロから積むには?
経理は実務経験がとても重視される職種なので、未経験者が採用されるにはコツがあります。
この記事では、実務未経験の人が経理としてキャリアスタートするための具体的な方法を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
20代の未経験者が経理転職を成功させる方法
20代・未経験から経理転職を成功させるには、
↓以下のようなポイントを押さえて求人を探してみてください。
- 必ず「未経験者OK」の求人に応募する
- 第二新卒枠を積極的に狙う
- 志望動機の伝え方に注意する
- 必ず「応募先の企業が第一志望であること」を伝える
- 過去の経験から「どのように貢献できるか」を伝える
それぞれのポイントについてくわしく解説します。
1.必ず「未経験者OK」の求人に応募する
経理は専門職のため、中途採用では特に実務経験を重視する傾向が強いです。
銀行勤務や会計事務所経験者はある程度の会計知識があるとみなされますが、そうでない場合、未経験応募可能な求人を探しましょう。
経理未経験の転職では資格が有利に働く為、簿記の勉強をした過程をアピールすると良いです。
経理において仕訳スキルは必要となってきますので、最低でも日商簿記3級は取っておくようにしましょう。
2.第二新卒枠を積極的に狙う
20代の経理転職では、第二新卒枠を狙って応募するのがおすすめです。
第二新卒枠では経理経験が浅くてもポテンシャルで採用するという可能性があるからです。
経理は専門性が高く、着実なステップアップが可能です。
はじめは請求書発行などの事務業務から、スキルを積めば関連会社の経理や財務諸表の作成などを任されていきます。
ベテランになれば予算管理、工場の管理などよりスケールが大きく経営に近い業務に携わることができます。
その点でも、基礎からまずしっかり指導してもらい、経験を積める第二新卒枠がおすすめなのです。
3.志望動機の伝え方に注意する
経理に転職したい志望動機では、「将来どのような業務に携わりたいか」を中心に構成していくと良いでしょう。
具体的な例文を見ていきましょう。
「私は前職で販売管理をしておりましたが、売上の数値を見る中で情報からどのような経営のヒントを得られるのか大変興味を持ちました。
そこで、会社の予算を作成し、経営を動かす舵取り役になれる経理で働いてみたいと思いました。」
数字を扱える点が経理の大きな魅力なので、上記のように数字に関心があり、将来経理でどのような業務に携わりたいか盛り込んでいきましょう。
4.必ず「応募先の企業が第一志望であること」を伝える
志望動機には「なぜその会社で経理をしたいのか」という想いを語ることも大切です。
なぜ応募先企業が第一志望かを伝えるには、応募先企業にまつわる自分のエピソードを強調すると効果的です。
「私は御社の製品を利用した事があり、この製品の売上を促進するために経営側から支えたいと思いました。」
サービスの利用経験や広告の観覧などは志望動機に盛り込める良い例です。
もし利用した事がない場合でも、同業他社の類似品を基に疑問点や課題などを思い浮かべたり、志望企業ならではのサービスに強い関心を持っている事を伝えると良いでしょう。
5.過去の経験から「どのように貢献できるか」を伝える
面接でも大切な「企業にどのように貢献できるか」を伝える点では、業務に活かせる経験が過去にある事をアピールしていきましょう。
前職で経験した職種と経理との接点を考え、そこで湧いてきた疑問や「やってみたい」と思うことを取り入れていきます。
「私は総務で給与明細の作成を行い、細かい数字を1つ1つミスなくPCに入力する業務をしておりました。
そのためこのスピーディーに細かく数字を確認するスキルは御社で仕訳をチェックする際にも必ず活かせると思います。」
採用担当者が実際の仕事場面をイメージできるよう経験から得たスキルをPRしましょう。