経理 経験者 転職

経理 実務経験とは

  • 経理の実務経験とは具体的にどんな内容?
  • 実務経験者として転職するにはどのぐらいのレベルが必要?
  • 簿記2級ぐらいはもっていないと馬鹿にされる?
  • 即戦力として採用される場合の年収は平均いくら?

経理の実務経験者として転職することを考えている方の中には、

自分が経理としてどのぐらいのレベルとして評価されるのか?が気になっている人も多いでしょう。

1つの会社でずっと働いていると、

よその会社の経理がどういう仕事してるのか?

ってあまり知る機会がないですよね。

管理人

この記事では、経理の実務経験とは具体的にどういう仕事内容のことをいうのか?について解説しています。

経理の実務経験者として企業に採用されるためのポイントについても説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

経理の実務経験とは具体的にどういう内容をいうのか?

経理 実務経験とは

(経理の「実務経験」とはどの程度のレベルの業務知識なのか?)

 

ひとくちに経理の実務経験者といっても、実際にはそれぞれのレベルがあります。

↓具体的には、以下のようなレベルに分けて採用されることが多いですよ。

上の1.〜3.それぞれのレベルで、

具体的にどのぐらいの経験が必要なのかみていきましょう。

(上の青文字クリックで該当部分にジャンプ可能です)

なお、ここで重要なのは「経理として働いてきた年数」よりも、

「どんな仕事を経験してきたか?」であることに注意してください。

経理として10年以上の経験がある人でも、実際に経験してきた仕事内容的には「即戦力とはいえない」と評価されることがあります。

一方で、実務経験が2年〜3年程度であったとしても、高いレベルの仕事をしてきた人は即戦力扱いになることは十分ありえるでしょう。

経理の実務経験があると言えるか?はこのようなかたちで評価されますから、

簿記資格は何級を持っているかどうか?などの情報は正直に言ってそれほど重要ではありません。

(書類選考の要項に「簿記2級必須」とあっても、職歴書の内容などから面接に進めることはよくあります。簿記3級しか持ってない経理管理職とかも普通にいますからね。経験者採用でチェックされるのは「どういう仕事ができる人なのか?」です)

1.未経験ではないけれど即戦力とはいえないレベル

経理としてある程度の年数を働いてきたけれど、経験してきた仕事内容的に即戦力とまではみなされないレベルがこちらに該当します。

経理の日常業務(会計ソフトへの入力作業や、銀行振り込みなどの業務)は経験してきたけれど、決算業務についてはよくわからない…。

↑という人がこのレベルとしてみなされる可能性が高いです。

このレベルとみなされた場合、一応は経験者として入社できたとしても、年収その他の条件は未経験者とほぼ同じ扱いになるケースが多いです。

想定年収は300万円〜350万円程度が相場になります。

2.スタッフとして即戦力で働けるレベル

入社後に即戦力の経理スタッフとしてすぐに現場で働けるレベルがこれに該当します。

想定年収としては400万円〜450万円程度が相場ですね。

具体的な仕事内容で言うと、複数人のスタッフがいる経理チームにおいて、

自分の担当分野の決算業務を一人で完結できるレベルが必要になるでしょう。

(管理職から指示を受けながら、必要な業務をこなせるレベル)

このように、経理の実務経験は「決算業務についてどのぐらいの経験があるか?」をベースに判断されることが多いですね。

1つの企業で2回〜3回程度の決算業務を経験したことがある人であれば、即戦力のスタッフとして採用されることは十分に可能です。

3.管理職として働けるレベル

3つ目は「管理職として働けるレベル」です。

経理課長やマネージャーなどの肩書きで入社するケースですね。

(あるいは、管理職「候補」として採用されるケースもあります。この場合には、入社後3年〜5年程度で現職の管理職から業務引き継ぎを受けていくかたちになるでしょう)

経理の管理職として採用されるためには、

↓最低限必要なスキルとして以下のようなものが求められます。

  • 中小規模企業の決算業務を完結できる実務知識と経験
  • 顧問税理士などと協力しながらであれば税務申告まで完結できるスキル
  • 複数人のスタッフを指導できるスキル(マネジメント経験)

もちろん、入社時点でこれらを完全に満たしていなくても、

「現時点ですぐに管理職にはできないけれど、ゆくゆくは管理職に成長していってほしい」というかたちで採用されるケースはあります。

(これが「管理職候補」としての採用)

↓また、以下のような実務知識があれば「プラスアルファの能力」として高い評価を受ける可能性があります。

  • 大手企業で管理職として働いたことがある経験
  • IPO(証券取引所への上場)準備業務の経験
  • 金融機関との融資交渉の経験
  • 資金繰り管理についての経験
  • 現場で使えるレベルの管理会計の知識(メーカー企業の経理採用などではとても重要視されます)

経理管理職として採用される場合、

平均年収は600万円前後からスタートになるケースが多いでしょう。

ただし、管理職は採用される企業の「規模」によって年収にかなり差があります。

大手企業の課長級で採用されれば初年度から年収700万円〜ということもあるでしょうし、

逆に、中小企業であれば部長級(マネージャークラス)でも年収500万円台ということもありえます。

高年収を狙うならやはり大手企業の経理管理職ですが、当然ながら採用のハードルも高くなります。

まずはハードルの低い中小企業の管理職として実務経験を積み、

そこからさらにステップアップで大手企業の管理職を狙うというキャリアプランも考えられますね。

会計事務所経験者も経理の実務経験者として扱われる

会計事務所(税理士事務所)から一般企業経理に転職する人は非常に多いですね。

会計事務所の経験者は決算業務を圧倒的な数をこなしてきているのが特徴です。

担当する顧問先20件〜30件について、

毎年決算と税務申告業務をメインの仕事としてやってきていますから、こうした経験の実務経験者として採用される可能性は非常に高いです。

会計事務所から経理に転職する場合「自分の短所と長所」を把握しておくことが大切

会計事務所経験者が経理経験者として転職する場合、

採用側の視点で見ると「経理の日常業務にややうとい」というマイナス評価を受けやすい点に注意しておきましょう。

(自分自身の短所を認識しており、それを改善していく意欲があることを自己PRすることが大切です)

決算業務や税務申告についてかなり経験がある人でも、

実際に手形や小切手をさわったことがない…という会計事務所経験者は少なくないでしょう。

もっとも、こうした「経理の日常業務」は入社してから数ヶ月もすれば慣れてくるものですから、

会計事務所経験者は経理の管理職候補として採用されることは十分に考えられますね。

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