最近、テレビやネットではインバウンドという言葉をよく耳にしますよね。
日本に訪れる外国人観光客は年々増え続け、2017年は2,500万人を超える勢いです。
もちろんアパレルショップにもたくさんの外国人のお客様が訪れます。
では、アパレルショップ店員は、どのくらいの英語力が必要なのでしょうか。
ここでは具体的な例も含めて紹介していきます。
この記事の目次
アパレルショップ店員は最低限の英語力でOK!
アパレルの接客では、難しい英語を話す必要はありません。
お客様のニーズを把握し、提案し、お買い上げいただくための英語フレーズだけ覚えていけば、しっかりとご案内できます。
英語に苦手意識を持っていたり、全く話せないという人でも、少しの努力で接客英語は身につきますので、ここで紹介する方法を参考にしてみてください。
基本的な英語フレーズをいくつか暗記しよう
「何かお探しですか?」「試着されますか?」「違う色もありますよ」「〇〇円です」というような、アパレルの接客に必要な基本のフレーズは、必ず暗記しましょう。
また、想定されるお客様の質問「他の色はありますか?」「いくらですか?」「免税ですか?」といったフレーズも合わせて覚えておけば、実際に質問されても慌てることなく対応できるでしょう。
接客英語は、ネットや本で簡単に学べる?
ショップ店員向けの接客英語の本やウェブサイトが沢山ありますので、実際に見てみましょう。
まずは、アパレルの接客でよく使う、基本的なフレーズを一つだけ覚えてみてください。
そして、実際の接客で使ってみましょう。
何度か使えば、考えなくてもスムーズに英語が出てくるようになります。
1フレーズを完璧に暗記したら、次のフレーズを覚えてみましょう。
そうやって少しづつレパートリーを増やしていけば、英語での接客を楽しめるようになります。
今現在、英語が全く話せないとしても、焦らず少しづつ暗記していけば、アパレルの接客で必要なコミュニケーションは必ず身に付きます。
面接で「英語はできますか?」と聞かれたらどうこたえる?
英語が話せない場合は、正直に答えましょう。
ただし「英語は話せません」「これから勉強します」というような回答はマイナス要素になりやすいので、必ず前向きな回答を心掛けてください。
具体的には「英語は全く話せないのですが、外国人のお客様にもしっかりご案内ができるよう、一週間に1フレーズ覚えるように勉強しています」というように、しっかり努力をしている姿勢を見せましょう。
「勉強を続けた結果、道に迷っている外国人旅行者を助けることができました」というような、努力の成果も伝えられるとベストです。
英語ができたらお給料は上がる?
英語が話せるショップ店員に対して、昇給や手当を設けているアパレル企業はほとんどありません。
しかし、直接的な昇給・手当はなくとも、結果的にお給料アップに繋がることはあります。
英語で接客ができれば、それだけ売上に繋がりますし、外国人の方にも積極的に接客する姿勢を評価されることは多いです。
その結果、売上貢献度や接客スキルを高く評価され、お給料が上がる場合がありますので、しっかりと接客英語を身につけていきましょう。
まとめ
2020年のオリンピックに向けて、さらに訪日外国人は増えると言われています。
アパレル企業の面接でも必ず聞かれるのが「英語を話せますか」という質問。
基本の英語フレーズさえ覚えておけば、面接でもそのことを自信を持って答えられるでしょう。
道で困っている外国人がいたら声を掛けてみたり、普段の生活で英語を使うよう工夫して、スキルアップしていきましょう。
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