年2回~4回ある展示会。サンプルと量産パターンに追われる毎日…。
特に展示会が重なるタイミングは繁忙期で、業務もとても忙しくなります。
そんな繁忙期も楽しみながら乗り越えられたらいいですよね。
仕事に楽しみながら取り組んで入れば自然と実力もついてきますし、楽しそうに仕事をしている姿は必ず誰かが見ているものです。
チャンスがめぐってきたときにパッ!と飛び乗れるように、繁忙期はぜひ精力的に仕事に取り組みましょう。
この記事の目次
パタンナー繁忙期の残業は何時間ぐらい?
これは、企業によって違うという側面が大きいです。
というより、企業内部のパタンナーの人数に対する仕事量で変わってきますね。
私は当時、パタンナー2人体制のアパレル企業でパタンナーとして勤務をしていましたが、その頃は朝10時から毎晩23時頃まで仕事をしていました。
ですが、転職後に入社した会社ではパタンナー8人体制の企業で、ほぼ全ての社員が定時の19時に退社する、というように企業によってかなりの違いがありました。
ワークライフバランスを重視される方の場合、どの企業を選ぶか?とても大切ですから、転職活動を行う際には慎重に情報収集をするようにしましょう。
所属企業によって繁忙期の仕事量は違う?
私がパタンナー2人体制で勤務していた企業では、通常の展示会以外にもスペシャルオーダーとして別に年2回の展示会を行っていました。
計年6回の展示会分のパターン作成をしていた当時、1回の展示会に1人でなんと50型のパターンを担当していましたよ。
ちなみに8人体制の企業へ転職してからは、1回の展示会につき1人8~10型の担当でした。
どういう企業に属するかによって繁忙期の忙しさはかなり違いますから、プライベートも大切にしたいという方(みんなそうですけどね)は所属する企業は慎重に選んだ方が良いと思います。
Sponsored Links
パタンナーには忙しく働いている人が多い?
デザインミーティングからスタートし、パターンを引いて、トワルを組んで、修正をして、また組んで…。
パタンナーの場合、1スタイルに対して掛かる作業はたくさんありますから、必然的に仕事が忙しくなりがちです。
また黙々と仕事をこなす人が多く、ランチタイムまでひと言もしゃべらなかったね、なんていうぐらい没頭してしまう繁忙期の仕事。
ずっと頭の中で計算をしているので、話をする時間が持てないということも多いんですよね。
Sponsored Links
繁忙期に耐えられず退職…はもったいない
上でも少し説明させていただきましたが、企業によって繁忙期のあり方(忙しさ)はさまざまです。
繁忙期を一度乗り越えると、ぐっと仕事に慣れることができる上に、普段の仕事には余裕ができてきて楽しいと感じる瞬間も増えてくるものです。
1年目の繁忙期の忙しさに面食らってしまって退職…なんて損な選択をする事のないよう、入社前に噂を聞いたり、調査をして内情を知っておくと良いですね。
(そのための方法は次で説明させていただきます)
入社前に会社の内部事情をくわしく知る方法
「入社前に噂を聞く、調査をするなんてどうやってやるの…?」と思われた方もひょっとしたら多いかもしれません。
私のおすすめの方法としては、アパレル業界専門の転職エージェントを活用することです。
※私が使った転職エージェント(無料)↓
【ファッショーネ】
転職エージェントというのは、採用活動を行なっている企業側から依頼されて、マッチする転職希望者を探してくる人のことですね。
当然、企業の内部情報なんかをとてもよく知っていますから「ここの企業はこういう職場ですよ」とか、
「ここは残業代がきっちり出るいい会社ですよ」といったように内部の情報を入社前にたくさん教えてくれるんです。
転職エージェントは、担当者によってサービスに差があると言われることもあるようですが、新卒の方からキャリアのある方まで幅広く対応してくれますから、
「実際に会社に入社する前に職場環境を知っておきたい」という方は利用してみると良いと思いますよ。
Sponsored Links
まとめ
パタンナーにとって、20代、30代…と年齢が上がるにつれ、転職を考える事は悪い事ではないと思います。
人の入れ替わりが激しい業界ですから、転職回数が多いことや、一つの会社での勤務期間が短いことはそれほどマイナス評価にはなりません。
「なんで前の職場を離れたのですか?」と聞かれたら、「自分の大好きなブランドや自分自身に近いターゲットのブランドで働きたいと思いました」と回答すればむしろ評価は高まると思います。
一つの企業にい続けるとどんどん入社してくる若いデザイナーの感性についていけなくなってしまう可能性もありますし、
単純に人間関係にマンネリを感じてしまう…ということもありますしね。
そういうときは次のステップアップを考えるタイミングだと思いますよ。