この記事では、「アパレルから事務に転職したい」とお考えの方向けに、応募先企業に出す志望動機の書き方のポイントを解説します。
受かる志望動機のポイントとは?
志望動機の書き方にはコツがあり、書く内容や順番を工夫すると相手に伝わりやすくなりますよ。
実際の志望動機の作成例もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
志望動機を考える上で必要なポイントは3つ!
事務職の仕事は、男女共に人気が高い職種です。
転職を考えているけど、志望動機は何を書けば良いの?とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
本音では「定時で帰れるから」「土日が休みだから」ということもありますよね。
しかし、これを面接をしてくれる担当者にそのまま伝えてしまうとアウト!です。
もしあなたが面接官だったとして、働き始める前から「休みの話」をしている人にやる気を感じるでしょうか(もちろん福利厚生はちゃんとしている会社であることが前提です)
少なくとも、休日やお給料の条件は志望動機に書くべきことではありません。
志望動機はあくまでも「やる気をアピールする場所」ですから、それにふさわしい書き方を選択しましょう。
次の項目では、志望動機に盛り込むべき具体的なポイントについてみていきましょう。
志望動機に書くべき3つのポイント
志望動機を書く時には以下3つのポイントを盛り込み、採用担当者にあなたのやる気と本気をアピールしましょう。
- ①あえて事務職を志望した説得力のある理由
- ②今のキャリアで活かせる能力
- ③学ぶ姿勢
まずは自分の経歴の見直しや将来のことを考える上でも、上記を一度紙に書き出してみるのがおすすめです。
そうすれば改めて「自分」という人間を知るきっかけにもなりますよ。
ポイントとしては求人情報には応募先企業の「求める人物像」や「企業の雰囲気」の記載があるので、その部分と自身の接点を見つけるようにすると良いでしょう。
応募先企業で働きたいと思ったきっかけを話そう!
アパレルからの転職時に大半の方が「事務職に就きたい!」と言いますが、事務職にも種類があるのはご存知ですか?
- 伝票の管理や入力業務が主な仕事となる一般事務
- お客様とのやりとりや時には外出を伴う営業事務
- 中途採用や新卒採用を担う人事
- 会社のお金を扱う経理
このように、同じ事務職とはいってもその種類はさまざまなのです。
その中でもアパレルから比較的転職しやすいのは、特別な知識が必要無い「一般事務」と「営業事務」だと思います。
私自身は広告代理店の営業事務に転職しました。転職時には「趣味や友人との時間も大切にしたい。
だけど、人と関わる仕事を続けたい。そう考えた時に営業事務であれば土日はしっかり休んで、仕事では人と関われる。
メリハリを付けて業務に取り組める環境に魅力を感じた!」という話をしたところ、面接官の共感を得ることができました。
経験や習得した能力をいかに応募先企業で活かせるかを盛り込む
アパレルでの経験や習得した能力をいかに応募先企業で活かせるかって結構重要です。
その理由としては、あまりに関連性(接点)が無いと、企業側としては「何でうちに応募したの??」となってしまうのです。
私が自身を見直し、見付けた関連性や活かせる能力としてアピールしたのは2点です。
- 人と接する仕事をして来たので、相手に合わせた対応ができる
- 立ち仕事や力仕事も多かったので体力には自信がある
実際、営業事務として勤務してみると、お客様はもちろんのこと営業の方の個性もさまざまでした。
全員に同じ対応ではもちろん通じません。
アパレルでの勤務を通して、いろんな人と関わっていたからこそ、その人に合わせた臨機応変な対応をすることができました。
この時が一番、自身の経験はしっかり活かせているなあ。と感じましたね。
「どんな人にもその人にあった対応ができる」これは自分が思っている以上にアパレル経験者ならではの強味かと思います。
最後に「長く腰をすえて働きたい」ことをアピール
中途採用や人材育成には私たちが思っている以上にコストがかかります。
そのため、企業側としてはすぐにやめてしまう人は正直採用したくないのが本音なのです。
生活が変わっても、例えば時短勤務や産休制度を利用しながら、長く活躍したいことを伝えると、企業側には喜ばれますよ。
まとめ
この記事ではアパレルから事務職に転職したい方に向けて「志望動機」にフォーカスして書かせていただきました。
応募先企業と自分の経歴や将来との接点を見付けましょう。
なぜ「事務職」を選び、なぜ「応募先企業で働きたいのか」を志望動機でしっかり伝えることができれば、合格への道程はぐっと近くなりますよ。
事務職採用を勝ち取るために、頑張ってくださいね。
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