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パタンナーとして就職したけど、仕事場の環境が自分にあっていなかったり、憧れていた場所で働く事が決まったけど先輩が厳しかったり…。

学生時代、パターンメーキングの授業についていけなかった事が就職してから結果として出てしまうということもあるかもしれません。

今回は、パタンナーの現場が自分の思っていた現実とは違う…と感じている方向けに、パタンナーの転職理由について紹介させていただきます。

パタンナーが転職理由を考えるようになるきっかけ

パタンナーとしてこれまで頑張ってきた人が、転職理由を考えるようになるきっかけとしては、以下のようなケースが多いと思います。

①デザイナーとの相性が悪い

デザイナーが出すデザイン画は、ハンガーイラストで描かれたデザインから手書きで描かれたものまで人それぞれにやり方が違います。

企業によっては、しっかりと企画書ができ上がってからパタンナーに渡される場合もありますが、まったくそうでないケースもあります。

パタンナーは打ち合わせの際にデザイン画を見て全体を把握し、デザイン画では描かれていない線や箇所までどのような構造なのかを理解する必要があります。

このタイミングで相手との意思疎通(いしそつう)が上手くいかないと、後の工程になって「当初のデザインと違う」というダメ出しをくらってしまうこともあるかもしれません。

あまりにもそのようなケースが続く場合には、一緒に働いている人との相性を考えてみる必要があります。

②パタンナーとしての仕事に自信を失う

一つの企業にパタンナーは2人以上は在籍しているのが普通ですよね。

複数人いれば、1スタイルのパターンメーキングに掛ける時間が短いパタンナーや、売れ筋を生み出すパタンナーなど、それぞれの技術に差があります。

残業をしてまで1スタイルを完成させたが、その理由はパターンの理解力の問題で、どうしたら良いのか考えたり何度もやり直した事が原因だったということもあるでしょう。

手をどんどん動かすタイプの人と、しっかりと構想をねってから作業にうつるタイプの人など、仕事の仕方もさまざまです。

仕事の仕方というのは人それぞれですから、どちらが上ということもないケースがほとんどなのですが、中にはパタンナーとしての自分の仕事の進め方に自信を失ってしまう人もいるでしょう。

特に、じっくり時間をかけて完璧な仕事をしたいという人は、残業をする時間も長くなりがちです。

本人としては完璧な仕事をしたいのに、「残業することは悪」という風潮の職場もあるかもしれません(会社にとっては残業代をたくさん負担しなくてはならなくなるからです)

このように、「完璧な仕事をしたい!」という自分の仕事への意識と、職場の雰囲気とがうまくマッチしないことが転職理由になるパタンナーも少なくないでしょう。

③希望通りの仕事ができない

企業によっては、パタンナー職でありながら在庫管理をしたりデザイン画を描いたりする事があり、パターンメーキング以外の仕事を強制される事があります。

パタンナー専業で頑張りたいのに、いろんな仕事への対応が多くて集中できない…ということが転職理由になる人も多いと思います。

まだアシスタント時代には仕事量が多いわりに、収入が比例していないこともありますよね。

>>少しでも収入の良いパタンナー求人を探すならこちら

④結婚、妊娠など環境の変化による転職

社内結婚や妊娠のためにいったん職場を離れるという場合、そのまま他社へ転職したり、フリーランスに転向したりパタンナーもいます。

パタンナーは手に職をつけることにつながる仕事ですから、結婚や出産後にも仕事をつづている人はたくさんいます。

しかし、独身時代のように自由な時間が減り、残業による時間の束縛から解放されたいということが転職理由となるケースもあるでしょう。

ライフステージが変わると、職場を変えざるを得ないことは少なからずあります。


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パタンナーがこれまでのキャリアをいかせる転職先は?

パタンナーが経験と知識をいかせる職場としては、アパレルメーカー、コレクションブランド、デザイン会社などがあります。

アパレルに関わっている企業であれば、大手から個人経営のブティックまでパタンナーを求めている企業はたくさんありますね。

また、ユニフォーム、制服を専門で扱う専門店や、縫製工場にも製品を量産する前にパターンを独自にアレンジする仕事を専門にしているパタンナーもいますね。

デザイナー志望の人はとても多いと思いますが、着実にキャリアを築いていけるパタンナーはファッション業界で堅実にキャリアアップをしていきたいと考えている方には魅力的な職業と言えます。

チャレンジ精神のある方は海外勤務も視野に

日本では自分の思い描く仕事ができない、もっと広いフィールドで仕事がしたい、など夢を大きく持っている方は、海外勤務という選択肢もあります。

日本国内でデザインされた企画を中国や東南アジアの工場で製品化している企業は増えてきていますから、日本と現地の橋渡しができるパタンナーの需要はとても高まっていますね。

日本国内でだけ仕事をしているとなかなかわかりにくいことですが、日本人のパタンナーは「仕事がていねい」という評判が高いですし、パタンナー専門的な教育を行なっている国というのは実は少数派なのです

(それだけ希少価値が高いということですね)

パタンナーという職業は世界中を拠点に一生続けられる仕事です。

転職理由は人それぞれのはずですが、パターンメーキングを行ったスタイルの数だけ成長でき、収入を上げる事は可能です。

現在の職場から転職でステップアップを目指している方は、ぜひ「パタンナーとしての実力で食べていく」という意識をもってチャレンジしてみてほしいと思います。

>>ファッション業界の求人が見つかる転職サイトはこちら

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