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転職活動中のパタンナーの方の中には、パタンナーとしての技術や感性さえあれば、応募書類の書き方なんてそんなに気にしなくていいのでは…とお考えの方もひょっとしたら多いかもしれません。

しかし、実際には応募書類に書く志望動機や自己PRの内容はとても大切です。

なぜかというと、応募書類の内容次第で「実際に面接をして会ってみたいと思える人かどうか?」が見られているからです。

当然のことかもしれませんが、面接にまで進むことができなければ転職活動を成功に導くことはできません。

同じような内容になってしまいがちな志望動機と自己PRですが、まわりの人たちが「どこかで見たような決まりきった文章…」を書いている中で、キラリと光るひと味違った応募書類を提出することができれば、転職活動の成功確率はぐっと高めることができますよ。

ここでは志望動機について、具体的な書き方のポイントをお伝えします。

パタンナー志望者の志望動機の書き方

パタンナーに限らずですが、志望動機には次の2つの項目を含ませるのがポイントです。

 

  • ①これまでの私のこの経験が、応募先の企業のこういった仕事で役に立ちますということ
  • ②応募先企業でないとダメ、という理由

 

以下、順番に説明させていただきます。

①これまでの私のこの経験が、応募先の企業のこういった仕事で役に立ちます

履歴書を書く時には、自分がどういう経験をしてきて、それが会社にとってどういう役に立つのか?ということを書きましょう。

このとき、いろんなエピソードをたくさん書く(1つ1つをうすく書く)よりも、たった1つか2つのことを具体的にくわしく書く方が相手の印象に残りやすくなります。

難しく考える必要はありません。

自分がこれまでにした仕事で一番印象に残っていることやがんばったこと、勉強になったと思ったことについて熱意をもってくわしく書きましょう。

そして、その経験をしたことが会社に入って仕事をするときにはこういうところでお役に立てると思います、という形で書けばOKです。

たとえば、以下のような書き方が考えられます。

パタンナー志望者の志望動機サンプル

具体的には、「服飾専門学校を卒業後、2年間パタンナーとして株式会社ABCにて勤務しました。

月平均10型のワンピースを含め、ジャケット等の重衣料を担当していました。」など、まずは今までの経験で得た結果を説明します。

数字で表せるとより具体性があり、専門的なことでも想像をさせる必要がなくなりますね。

その上で、「今までの経験を糧に、御社に入社した際には先鋭パタンナーとして率先して重衣料を担当し、未経験からパタンナーを採用している御社で後輩の指導にも力を入れたいと考えています」

といったように、私を採用していただけましたらこれまでのココの経験を御社の仕事で生かせます、

という内容を具体的に説明すると採用担当者にひびく志望動機になりますよ。


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②応募先企業でないとダメ、という理由を組み込む

パタンナーとして働きたい!という意欲があるのは相手に伝わったとしても、「どうしてうちの会社なんですか?」という質問に答えられなければなかなか説得力のある志望動機にはなりません。

「人気ブランドで働きたいからです」というばくぜんとした言葉では志望動機とはなりませんし、しろうと感覚で仕事に入ってこられては困る、という印象を与えてしまいます。

そのため、希望する会社でパタンナーとして活躍することの具体的なイメージを伝える努力をしましょう。

「学生時代よりアバンギャルドな洋服を好み、複雑なデザインからのパターンメーキングが得意です。御社のブランドイメージとはぴったりだと思っています」

など、「御社のブランドが大好きです」ということをアピールしましょう。

もちろん、「本音をいうと特別好きなブランドというわけではないんだよね…」ということもあるでしょう。

その場合にも実際にそのブランドの商品を見たり、専門店の陳列の仕方などをじっくり下調べしておけば、「こういうお客さんの年齢を狙っているな」とか「こういうイメージが好きな人たちがターゲットなんだな」ということがわかってくるはずです。

志望動機にはそうやって自分なりに調べたことを盛り込むといいです。

クリエイティブな感性を持つデザイナーのいるブランドへ、デザイナーやパタンナーとして転職を希望する人にとって、決して求人枠は多いものではないです(転職希望者どうしで厳しい競争になります)

数少ないチャンスをつかむためにも、応募先企業の情報は入念にリサーチして臨むのが転職成功につながります。

志望動機は少し「盛って」書くべき?

技術面が重要なパタンナーですから、アピールポイントは印象的であるほど良いです。

「自分の強みっていわれてもそんなにないし…」という方は、多少盛っても構いません。

明らかにわかりそうなウソはいけませんが、多少盛ってみることは採用担当者に自身を大きく見せることになり、またそれが自身の自信にも繋がります。

経験したことや得意なことを書き出し、少しずつ盛ってみましょう。

「言葉が人をつくる」といいますが、「自分はこういう人です」ということを日常的に口に出していると、いつのまにか自信がついてその通りになってくるものですよ。

「前職ではデザイナー経験もあり、パタンナーにデザインを兼任させる御社の方針にとても魅力があり、今までの経験から御社に貢献させていただきたいと考えています」

など、志望動機では少しの経験でもそれを大きく見せる文章を書くようにしてください(それぐらいやらないと人事担当者の目には止まりませんし、あなたが書いたことについて細かくチェックするような人はいません。せいぜい面接で話題にされることぐらいです)


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まとめ

パタンナーにとって、「パターンメーキングができ、縫製技術を知っている」ということは実はスタート地点にすぎません。

転職活動を成功させるためにはパターンの技術や能力に加えて、まわりとはひと味違う志望動機が必要です。

そのためには、自分自身の仕事の経験値について具体的にアピールするとともに、転職を希望する会社をリサーチしておくのがポイントです。

(実際に時間をかけて転職先のリサーチをする人は、びっくりするほど少ないです)

その会社のトレンドやビジネスモデルを含めた商品に対する分析も自分なりに混ぜてみると、明らかに他の人とはレベルの違う志望動機を作り上げることができます。

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