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パタンナーは、「相手が求めているものがなんなのか?」をしっかりと理解して仕事をすることがとても大切です。

企業パタンナーであれば社内デザイナーが求めているもの、フリーランスのパタンナーであればクライアントの意向を正確に理解して形にできるパタンナーは、そう多くいないというのが実際のところなのです。

アパレル、ファッション業界にいる以上、「将来的に自分はこういうものを作りたい」という希望は常にありますよね。

しかし、それは相手の求めているニーズをしっかりと把握した上で表現するものでなくてはなりません(ちょっとシビアなようですが、ビジネスとして取り組むということはそういうものです)

逆にいうと、もしあなたがクライアントの求めているものを理解できるパタンナーになれば、これから先もずっと求められる将来性のあるパタンナーとして働き続けていけるでしょう。

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パタンナーとしてのキャリアはどう生かす?将来性は?

パタンナーとして働いている人の中には、「本来はデザイナー志望」という方は多いと思います。

パタンナーとしての仕事をしっかりとこなせるようになってきたら、キャリアアップのためにデザイナーを目指すというのも現実的な選択肢として考えられます。

所属する企業によっては、パタンナーとしての仕事をしつつも将来性を見込んでデザイナーの仕事も勉強せてくれるというようなこともあるでしょう。

ただし、デザイナーは書類作成やクライアントとのコミュニケーションなど、ビジネスウーマンとしてのスキルも求められる仕事です。

いろいろと指示を出す立場になりますから、将来的にデザイナーを目指すなら仕事のレベルアップが必要になることは知っておいてくださいね。

>>パタンナーからの転職についてはこちらの記事でくわしく書いています

外注パタンナー(フリーランス)としての独立

パタンナーとしてある程度キャリアを持った方(実務経験5年以上〜)であれば、独立も選択肢に入れてみても良いかもしれません。

独立というとハードルが高いと感じる方も多いかもしれませんが、フリーランスのパタンナーとして働いている人はたくさんいます。

フリーランスとして働く外注パタンナーであれば、仕事をこなした分だけ収入がありますし、生活リズムがある程度自由になります。

自分で時間を決めて仕事をできるという事は、とても大きなメリットと言えるでしょう。

特に、女性の場合は20代後半からは家事や育児、パートナーとの関係なども重要になってきますから、プライベートと仕事の両立を目指すのであればフリーランスとして働くことも検討してみると良いでしょう。

独立したら見えてくる自由とリスク

またクライアントが増え、仕事量が一人でまかなえなくなってくれば、将来的には法人化して社員を持つ事も夢ではありません。

このようにフリーランスとして働くことには将来性が見込める一方で、リスクもあります。

独立すると良くも悪くも「会社=あなた」という形になり、責任も大きくなるからです。

もし、取引先とのトラブルになってしまった時にはあなたが全責任をもって対応しなくては訴訟などの法的措置をとられてしまうこともあります。

将来性を見込んで採用した人材が辞めていってしまったり、将来的に大きな事業に育つ!と思って行った投資がうまくいかなかったりということもあるでしょう。

このようなリスクを負うのはちょっと…という方は、やはり企業内パタンナーやデザイナーを目指すのがおすすめです(すべてが手に入る選択肢というのはなかなかないものです)

企業の中でキャリアアップしていくのか、あるいは独立して仕事の規模を大きくしていくか、いずれにしてもパタンナーという仕事には様々な選択肢があり、将来性がある事を知っておいてください。

将来性を考えるならCAD習得は必須です

企業パタンナーであれば、近年CAD(キャド)を使用していない企業は少ないかもしれません。

キャリアを持っている人ほど、パソコンを使用する事ができない方も多いかもしれませんが、やはりパターン製作をする上で今の時代、CADを使用する事も技術力のひとつです。

例えば、外注パタンナーになるのであれば、CADを使用できるかどうかで受けられる仕事の量に大きな影響が出てきます。

またCADを使用する事で仕事のスピードは断然変わります。

これまで手作業ベースでやってきた人にとって、CADの技術を仕事に取り入れるまでにコストは掛かりますが、パタンナーとしての将来性を考えて働くのであれば、必ず持っているべき技術といえます。


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パタンナーの国際化

アパレル業界もグローバル化をしている時代ですから、将来性を考えるなら海外で働くことも視野に入れてみると良いかもしれません。

 

 

日本でスタートしたブランドや企業も、海外に店舗を構えたり拠点を移したりと、世界で活躍するようになっていますね。

そこで必要となるのは、世界で通用するパターンを製作できる技術力です。

日本人パタンナーは「ていねいな仕事をする」という評判を得ていますから、学校を出てすでにパタンナーとしての勤務実績のある方は海外転職も夢ではありませんよ。

(日本のようにパタンナーの専門学校や専門コースがある国は実は少数派なのです)

グローバル競争を勝ち抜いていく力のあるパタンナーは、どこからも必要とされスケールの大きな仕事がきっときます。

後輩パタンナーの教育にも目を向ける

キャリアを持ったパタンナーの話は、お金を出してでも聞きたいと願う学生や若者は多くいます。

今は、業務委託という形態でファッション専門学校などの講師の仕事の募集などもあります。

学生達はあなたの実体験を聞く事ができますし、それはとても貴重な経験です。

またそれをきっかけに海外のファッション専門学校へ留学を希望したりします。

将来的に時間に余裕ができたり、他の事にも目を向けられるようになった際には、「後輩を育てる」という事もぜひ考えてみてくださいね。


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まとめ

パタンナーの仕事は、日本にいながら世界とかかわる事はできますし、独立してフリーランスとして生きていく道もあります。

しかし、それは高い技術を習得したパタンナーに限ります。

意志や理想を高く持ったパタンナーは少ないかもしれませんが、逆にそれを持たないパタンナーはうもれてしまうでしょう。

あなたが今パタンナーとしてファッション業界で働いていたり、あるいは別の業界で働いているけれど、将来的にはパタンナーとして働きたいと思っている方であったなら、ぜひいま目の前の仕事に意欲を持って取り組んでみてください。

デザイナーの意向を理解し、スキルをつけていけば引く手あまたのパタンナーとなることも夢ではありません。

そうなると収入もついてきますから、ファッション業界で成功していくことができるでしょう。

>>ファッション業界の求人が見つかる転職サイトはこちら

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