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デザイナーという職業はテーマや企画など、1からクリエイトを始める仕事です。

一方で、パタンナーはデザイナーのクリエイトした企画を、忠実に形にしていくのがメインの仕事ですね。

自分はどちらを目指すべきか?で悩んでいるファッション業界志望者の方や、現在はパタンナーとしてがんばっているけれど、将来的にはデザイナーを目指しているという方も多いと思います。

今回は、デザイナーとパタンナーで異なる適正や性格の向き不向きなどについて解説させていただきます(私は一応両方の実務経験があります)

アーティスト系で社交性が必要なデザイナー

まずはデザイナーとして働く人に求められる適正について見ていきましょう。

デザイナーというと派手な仕事というイメージがありますよね。

確かに、デザイナーは流行の最先端をいく感性が常に大切です。

しかし、実際には日頃から世の中の流れを読むために地道な勉強をしていくことや、いろんな人との関係や人脈を築いていくことも大切になります。

【デザイナーの適正①】世の中の流行を敏感に感じ取る努力と想像力

洋服をデザインするのは、その洋服が世の中に出る半年前〜1年前です。

そのため、デザイナーには流行を見越して企画を行う想像力が必要になります。

また、「自分の中にアイデアがたくさんある」という場合であっても、それは世の中の人たちが望むものである必要があります(そうでないと会社として商品が売れない事になってしまいます)

デザイナーの職業には広い視野と情報が必要で、常に流行や新作に目を光らせて新しい素材や洋服以外の分野の事も知って、そこからクリエイトする能力が必要です。

【デザイナーの適正②】社交性も必要

デザイナーは顔を売るのも仕事のうちです。

たくさんのデザインに触れ、たくさんの人と話して情報交換をする事で、新しいものが見えてくるからです。

また、「みんなが知っているデザイナー」「何かと話題になるデザイナー」が生み出す企画には興味を持つ人が多いです。

別に奇抜(きばつ)なことをしなくてはダメ、ということではなくて、一緒に仕事をした人に「この人の企画は面白い。一緒に仕事をしていて楽しい」と思ってもらえることが大切ということですね。

ファッションデザイナーという職業にはセンスや感性だけではなく、企画を仲間と一緒に作り出していく社交性や協調性も必要となります。


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仕事に対する正確性が求められるコツコツ派のパタンナー

ファッション業界は川上から川下まで、一連の流れがあってそれぞれに納期が付きものです。

上流の仕事をしている人のところで流れが止まってしまうと、そこからどんどん納期がずれてしまいます。

いくらデザイナーからの企画が遅くても、納期に間に合わせるよう時間を調整していくのがパタンナーの立場です。

私の経験ですが、生産担当は強いです。

加工の際に外部の縫製工場や加工業者に依頼しているせいもあり、そこから先の納期をずらす事ができないからだと思いますが、繁忙期など数時間ごとに生産から急かされていた時期もありました。

【パタンナーの適正①】コツコツ派

パターンの仕事は1人で1つの物を作り上げる事が多いです。

デザイナーに比べると、どちらかというと職人的な性質の仕事ともいえるでしょう。

誰かに声を掛けられてしまうと、その前に考えていた構造や計算式をもう一度始めからスタートさせることになるから今は話しかけないでほしい〜!…という感じで仕事をする人が多いです。

性格上、コツコツとした作業や緻密な計算などが苦にならない方は、パタンナーに対する適正が高いと思います。

ちなみに私は、工場見学が好きです。

ひとつひとつの工程で、物が出来上がっていく様子を眺めているのが好きなんですよね。

これがパターンの仕事の適正とつながっているのかはわかりませんが、工程を知った上で完成品を見るとより感動がありますね。

【パタンナーの適正②】知識、視野を広く持っていること

パターンの作成方法は1つではありません。

1つの絵型から1つの洋服ができ上がるのはまちがいないですが、そこにいたるまでには様々なパターン方法を用いる事ができるからです。

言われた事を行い、1つの知識のみをフル活用するだけでは、パタンナーとしてのキャリアアップは望めないです。

パターンの知識のみではなく、素材によって変わる表現方法や、縫製手順など幅広い知識を是非取り入れてみてください。

パタンナーはそうすることでどんどん成長していける職業です。


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まとめ

デザイナーは派手な仕事、パタンナーは地味な仕事…というイメージをお持ちの方もひょっとしたら多いかもしれません。

しかし、実際にはそういうわけでもないのです(デザイナーも地味な仕事の積み重ねがありますし、パタンナーも創造性を発揮する場面があります)

基本として両者は同じ知識を持っているものです。

一緒に新しい流行を作り出せるパートナーとして、切る事ができないタッグということができますね。

もし現在パタンナーとして働いていてデザイナーを目指しているという方はぜひ頑張ってください。

パタンナーの仕事も理解しているデザイナーはとても貴重な存在ですから、どんどんキャリアアップしていけると思いますよ。

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